令和3年度山形市コミュニティファンド報告書
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◆事業内容◆事業の成果と感想《公開プレゼンテーション補助》《公開プレゼンテーション補助》◆事業内容共生の街やまがた ありがとうキャンペーンベニちゃんバス(西くるりん)バスアプリ補助額 351,100円補助額 400,000円◆事業の成果と感想 山形市のキャラクター「ベニちゃん」をあしらった「ありがとうステッカー」を作製し、障がい者や高齢者などが街中や公共施設、バス、列車などで親切をいただいた際、そのステッカーを差し上げ「ありがとう」の想いを伝えるキャンペーンを実施しました。また、学校、市役所、駅などでもステッカーを配布して助け合いの輪を地域に広げる活動を行いました。 キャンペーンは新聞、テレビで大々的に報道され、東京オリンピック・パラリンピックで高まったバリアフリー、支え合いの気持ちとともに市民の声かけなどの拡大につながったと感じています。また、小学校の福祉授業などへ参加したことで、子供たちが自発的にキャンペーンに参加してステッカーを活用してくれています。このキャンペーンを通して障がいのある人、ない人の垣根を低くして声を掛け合う雰囲気づくりや障害者の社会参加にも貢献することができました。 (放課後の一場面)「バスに乗って街中行こう!」「でも、バスが来るまで時間あるね!」「そうだ!バスが来るまで近所のお店に寄ろう!」このような会話が生まれる場面を想像してください。バスが来るギリギリまでお店を訪問でき、楽しいひとときが生まれる。バスを起点として人の交流が生まれる。私たちはこのようなイメージでベニちゃんバス(西くるりん)バスナビアプリ(通称「べにズくるりん」)の開発をしました。スマートフォンのアプリストアで検索するとすぐに見つかります。簡単に登録できますので、ぜひお試しください。アプリを使うと今バスがどこにいるのか一目瞭然。そして、沿線の店舗が紹介されています。店舗情報は山本学園高校の2年生が取材をして、Map上にアップロードしています。そして専門学校山形V.カレッジの学生が技術支援をしています。 公開プレゼンテーションで一緒だった団体さんのイベントにも参加させていただき、ステッカーを配布することで、キャンペーンはさらに充実したものになりました。今後もこの事業を継続し、助け合いの輪をさらに広げていくのが楽しみです。 このアプリ作成には多くの方のサポートがありました。特に私たち高校生が店舗に伺った際には、丁寧にお店のことを教えてくださったり、地域の歴史との関わりを教えてくださったりと、大変多くのことを学ばせていただきました。この他にも多くのサポートをいただきました。私たちに取材時のマナーを教えてくださった方、商店会と私たちを繋いでくださった方、山交バスの方、市役所の方など皆さんの思いに感謝しながら、これからも若い世代が地域を盛り上げる活動を進めていきます。9学校法人山本学園創立100周年記念事業実行委員会山形市視覚障害者福祉協会

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