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旧山寺ホテルを保存活用し、癒しの場を提供するプロジェクト (平成24年度)
山形歴史たてもの研究会
事業の内容

JR仙山線山寺駅の正面に位置する旧山寺ホテルは、廃業してから4年間閉鎖されたままでしたが、明治-大正-昭和-平成と4つの時代を生き抜いた歴史的建造物です。また、山寺の顔とも言える宝珠山立石寺を借景として、その存在は山寺の代表的景観を形成しています。しかし、建物劣化のために雨漏り等による痛みが懸念されました。今回の事業は、中央の本館屋根の葺き替え工事を行って建物の延命化を図り、やまがたレトロ館として利活用を推進していくものです。

本館内では結城泰作氏のレトロ館原画を常設展示し、無料開放することにより建物本体とペン画、さらに窓から眺める宝珠山の景色を楽しむことができます。また、季節ごとにコンサートや個展等を開催し、楽しいイベントなども盛り込みました。
事業の成果と感想

駅正面の建物が開いたことにより、自然に多くの方が来館されました。ホテル時代には限られた方しか入館できなかった建物に、今は自由に入ることができます。また二階の窓際に珈琲などの飲み物を置き、休憩する場をつくりました。高齢社会において、山に上ることのできない方もくつろげる場として、その存在が知られるようになりました。屋根の色も青からダークグレーになり、落ち着いた霊場らしい景観を醸し出しています。



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