令和6年度山形市コミュニティファンド実績報告書
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8 今回、協力いただいた名水の保存会等と新たな関係ができたほか、山形大花火大会の募金集めに貢献できたことで、山形青年会議所との新たな連携の形も構築できたことから、今後は、連携団体や協賛企業の拡大を図り、持続可能な運営形態を確保し、他の季節における賑わいづくりにもチャレンジしていきたいと思います。の話をきこう」を実施。国連機関でお仕事していた事業参加者より講演をいただき、参加者同士、山形市のこれからと世界のこれからを話し合いました。◆事業の成果と感想 今回の事業には、多様な年齢とバックグランドの方々にご参加いただきました。それぞれがお互いに協力し、意見交換し、共感しながら事業を有意義に楽しみました。外国人が主体的に関わる形を創ることもできました。日本人参加者も外国人参加者も、これからより良い山形市を作っていくために、やってみたいことを伝える場面も見られました。事業で育まれたつながりが、今後、誰もが活躍できる山形市の実現を後押ししてくれると強く感じました。七日町御殿堰「水の縁日」Being part of Yamagata from all over the world補助額 400,000円補助額 400,000円《一般補助》◆事業内容 山形市には、山形五堰や市内各地の名水など、昔から水がいろんな場面で活用されており、最近では観光資源としての活用も進んでいます。私たちは、山形の「水」に親しんでもらえる場をつくり、訪れる人たちに山形の「水」に対する認識を深めていただけるよう、水にこだわったイベントとして「水の縁日」を企画しました。◆事業の成果と感想 「水の縁日」として、花笠サマーフェスティバルと同日に、おもちゃすくい・ヨーヨー釣り・水鉄砲射的などの屋台、シャボン玉やおもちゃ氷などのイベントを実施し、子ども連れの多くの家族を集め、七日町の御殿堰を中心とする市街地に賑わいをつくることができました。また、山形五堰や山形市内の名水に関する展示・説明を行ったところ、来場者から質問を受けるなど、御殿堰を含めた山形五堰の認知度向上を図ることができました。《一般補助》◆事業内容 誰もがより良い山形市を創造する一員であることを実感するために4つの事業を行いました。①山形市英語ボランティアガイドツアーでは、応募した17名のボランティアガイドが講師と共に、山形市のおすすめスポットを英語で伝える準備・練習をして、12月に山形市ガイドツアーを開催。15名の外国人参加者に対して、英語でガイドを行いました。ツアーに向けて山形市の紹介パンフレットも英語で作成しました。②「ドクちゃんフジとサクラにつなぐ愛」の自主上映会を開催。上映後にベトナムと山形市をオンラインでつなぎ、ドクさんと対話しました。参加者は好きな日本語をカードに書き、ドクさん家族へプレゼントしました。③多文化子育てカフェを開催。海外にルーツのある親子と彼らと交流したい参加者が集い、山形での子育てや文化について学びながら、情報交換と交流を行いました。SNSを利用して、参加者同士が情報交換できる場も作り、互いの交流がカフェ以外の場所で継続しています。④振り返り交流会「国連機関の仕事山形大花火大会サポータークラブ山形県青年国際交流機構

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